(武者のぼり)  那須 与一

端午の節句(5月5日)まで日本の伝統的風習。「武者のぼり」について、このブログで紹介しています。

今日は・・・那須 与一(なすのよいち)
那須与一という人は、源氏と平家の「屋島の戦い」にて、平家が立てた扇の的を、見事射落としたことで有名な源氏方の武士です。
 しかし残念ながら、それ以外のことについては、詳しい記録が無いようです。生没年さえあやふやで、お墓もあちこちにあります。どんな人物だったのかは、謎の部分も多いです。
 源平の戦いで有名なものとして、「屋島の戦い」と「壇ノ浦の戦い」があります。
 那須与一は「屋島の戦い」の時に、「揺れる舟の上の扇の的を射よ」との平家の挑発に源氏の代表として、この難しい的を射ることに成功しました。矢が的を射たことで、源氏の武運が勝ると見られ、平家が没落していきます。さらに、「壇ノ浦の戦い」で平家が決定的な滅亡を迎えます。その「大事な転換点」になったのが、平家物語の「那須与一の扇の矢」です。


なごみ屋の武者絵のぼり豆知識のページ

http://7538.jp/htm/nobori/nobori000-1.htm