(武者のぼり) 古布の幟の流通経路について

「なごみ屋」という手づくり雑貨のお店を始めて4年。

それまでの会社勤めの時には「武者のぼり」の勉強をしたり、ましては販売などするとは思ってもいませんでした。

日本の伝統的風習「武者のぼり」について、端午の節句5月5日まで私が調べてた事をこのブログで紹介したいと思います。

今回は古布(こふ)の「武者のぼり」はどこで買えるか。について

一部の骨董屋さんで取扱っています。

骨董屋さんが直接、民家へ出向く場合もありますが多くは仲買人が田舎の家を周って買い付け、骨董屋さんへ持ち込みます。
町中で武者幟を上げる家はほとんどありませんので買い付けは地方の庭のある民家に限られます。
山間部の民家より、海岸沿いの民家に多くあると聞いています。これは農家より漁師の方が裕福だった。という事でしょうか・・・

幟を持っている方でも、利用価値がある事を知らない人も多く直接、売りに出される人は少ないようです。
以前は、幟の多くは箪笥や納屋で眠っていました。最近はリメイクブームで幟の価値が上がり業者が頻繁に回っており、数も少なくなって来ました。

古布・古物の売買、交換する営業(古物営業)には、盗品等の混入の恐れがあるため、古物営業法により都道府県公安委員会の許可が必要です。

(次回よりのぼり旗の絵柄を紹介して行きます)